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有限会社 土佐通信


企業外観<br>

有限会社 土佐通信


 高知県土佐市宇佐町宇佐3157
 TEL 088-856-3199 
 FAX 088-856-3198
 URL http://boating.co.jp




社長<br>

 信念を持ち幸せになれる企業を目指して

 代表取締役:濱崎 宏和
 設立:平成16年
 資本金:300万円
 事業概要:防災機器、通信機器製造、漁労機器の販売





地域の災害対策の実態を知ったことがきっかけに


設立当初は通信機器や漁労機器を中心に、販売修理を主に取り扱っていた「土佐通信」。その修理技術を活かし地域内の街路灯の点検修理に従事。地域に多数の粗悪品があることを知り、また兼ねてから地震・津波対策の強化が急務だったことから、「災害に対応できるものを作りたい」と、災害対策関連事業に尽力するように。現在では自社で避難誘導灯や街路灯を企画から開発、製造する企業となり、その技術を活かし、あらゆる製品を展開している。漁業従事者が減少傾向にあること、また県内で災害対策が積極的に押し進められていることから、現状では災害対策製品が、当初の通信機器、漁労機器等の販売実績を上回る状態にある。






作業<br>

企画から製造までを一貫管理


「土佐通信」の強み、それは自社で企画から開発、製造までを行えるところにある。現在製造が進められている街路灯、防犯灯等は他社であれば市販品、既存品を組み合わせ製造しているところ、土佐通信では、全てを自社で製作。このようにこの分野で一貫して製造に取り組んでいるのは、県内では土佐通信だけ。企画段階から一貫して製造することで、顧客の要望に対応し、細部まで品質にこだわった製品の製造が可能になっている。






Aya<br>

第一歩となった「避難誘導灯<Aya>」


土佐通信が災害対策の製品として初めに開発、製造したのが「避難誘導灯 <Aya>」。開発のきっかけとなったのは、地域に以前から設置されていた街路灯の修理だった。設置されていた街路灯は破損しているものや役目を果たしていないものが多く、災害時にも活用できるようなものであるのか不安が募るものばかり。修理にあたってメーカーに指摘をするうちに、メーカーを通してではなく自社で製造しようと思い立ち、製品の開発に取りかかり始めた。開発された<Aya>はこれまで設置されていたソーラー電気の街路灯とは違い、キャパシターバッテリーを採用。これによりバッテリー寿命が鉛蓄電池に比べ大幅に伸び、悪天候が続いても充電が可能になった。自社として初めて製造した「避難誘導灯<Aya>」は現在、高知県内外の海岸沿い等に約60機ほどが設置されている。






PALA<br>

改良を重ね誕生した「Li-Po街路灯・防犯灯PALA」10年以上交換不要のバッテリー採用!


避難誘導灯として最初の製品<Aya>が誕生してから数年後、さらに改良を重ね生まれた「Li-Po街路灯・防犯灯PALA」。最初のものに比べさらに明るいものを作ろうと開発に尽力した。完成した「PALA」はLED照明を使用し<Aya>に比べ3〜4倍の明るさで点灯することが可能で、普段の街路灯であると共に、防犯灯としての役目も担っている。従来のバッテリーをさらに長持ちさせるため使用したのがリチウムポリマーバッテリーだ。通常のバッテリーは3年ほどで新しいものと交換が必要になるため、メンテナンス費用や手間がかかってしまうことが懸念される。この「PALA」ではリチウムポリマーバッテリーを8個搭載し、1日にバッテリーを1つずつ切り替えながら使用する回路を採用。これによりバッテリー寿命が約10年以上と大幅に延長した。バッテリーの切り替えや充電は全てコンピューター制御されており、効率よく稼働している。



地震・津波発生時にも対応可能


特にこだわったのは限られた日照時間でいかに効率よくバッテリーの充電を行うかという点。通常のソーラー街路灯では悪天候の際に充電できず、万が一の災害時には街路灯が点灯しないという事態が発生してしまうが、「PALA」は切り替えて使用する回路を採用することで、7日間無日照が続いても万が一の災害時にも点灯するよう工夫。8個搭載のバッテリーのうち1つを残し、通常の照明が消灯しても地震等災害が発生した際には最大で14時間点灯する仕組みを取っている。また「PALA」は搭載されるリチウムポリマーバッテリーまでが全て完全防水性で、浸水や塩害に対応できるよう製造されており、懸念される津波による浸水時にも誘導灯が点灯するようになっている。




PALA汎用<br>

各地の避難経路への設置を目指す


「PALA」に搭載されているリチウムポリマーバッテリー、回路、LED照明を修理ユニットとして提供しており、点灯しなくなった既存のソーラー街路灯の筐体、ソーラーパネルはそのままにユニットの交換が可能となっている。また「コストを抑えて、多く設置したい」との要望に応え「PALA」と同等の性能を有する「Li-Po街路灯PALA汎用」を製造。従来のものより低コストで、既存のポールや柱への取り付けも可能なため各地域での設置が広がっていくことが期待される。今後、「PALA」で構築したノウハウを元に街路灯、誘導灯だけではなく、不法投棄の監視カメラ等、犯罪防止につながるような製品にも展開させていきたい。「PALA」はあらゆる製品の源となる技術だと考えている。





万が一に備える「Li-Poリードパイプ誘導灯PALA」


リードパイプ<br>
パイプ点灯<br>

津波被害が懸念される地域で、夜間の避難時に避難経路が暗闇では不便な点が多く、スムーズに移動できない可能性があることから、「PALA」を発展させ開発された「Li-Poリードパイプ誘導灯PALA」。開発のヒントは工事現場のライトだった。道に沿って付けられたライトを見本に、手すりへ取り付ける誘導灯を考案。名前の通り、内容は「PALA」と同様にリチウムポリマーバッテリーを使用し点灯させる仕組みを採用。一カ所で充電しながら誘導灯を取り付けた避難経路を100m、悪天候が続いた場合でも7日間は毎日最大で14時間照らし続けることが可能で、暗い道も安全に避難することができると期待されている。通常のソーラーパネルでは実現が困難だったことから、当該製品の製造はまさに画期的。この開発技術を有しているのは現時点では土佐通信だけである。県外の展示会等でも関心を集めている当製品。まずは高知県内の各地域に設置されることを目指している。






Aya2<br>

既存の製品をさらに広めていくことはもちろん、現在、地震・津波の発生が懸念されている高知でさらに具体的に災害対策に役立てる製品を開発、製造していきたいと考えている。例えば避難後の照明の確保や、高齢者や足の不自由な人が安全に避難できるような避難用リフト等、自社で企画、開発して製品化を実現していきたいと思う。そしてお客様や周囲からのあらゆる要望や意見を取り入れ商材にし、これまで以上にさらに様々な製品の開発に積極的に着手していきたい。目標を掲げ、それに向けて行動力を示し実績を残していくことで、弊社に関わるすべての人が幸せになれるような企業を目指し、今後も一歩一歩邁進していく。





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