株式会社 マシュール
株式会社 マシュール
高知県宿毛市高砂34-36
TEL 0880-65-8127
FAX 0880-65-8129
ホームページ http://www.mashur.com/
代表取締役：山中英作
設立：昭和46年1月
資本金：2,000万円
事業概要：衣服、その他繊維製品の製造
商品企画→デザイン→縫製→販売まで 一括して自社で生産！
よさこいなどの祭り衣裳をはじめ、ユニフォーム、衣服、オーダーメイド商品など、衣服・繊維製品を中心に、企画、制作、販売を全国展開している「マシュール」。その強みは、商品企画からデザイン、縫製、販売まで全てを一括して生産する独自の「製販一括システム」にある。パターン作成から二次加工、小ロットから大量生産まで多種多様なニーズに対応できるほか、全ての工程に技術者の手を入れることで、海外生産品には真似できない高品質、低価格、即対応、短納期、低コストのオーダーメイドを現実に。スローガンでもある「日本製であること」にこだわり、一品一品を丹念に創造し続けている。
非常持出し防災ベスト「ハコベスト」がグッドデザイン賞を受賞！
「マシュール」が製造販売する非常持出し防災ベスト「ハコベスト」が、「2012年度グッドデザイン賞」を受賞！ 「ハコベスト」は、東日本大震災を機に「マシュール」が独自に企画し制作。20年以上にわたる大手アパレルメーカーとの取引実績があり、様々なアイテムを手がけてきた経験を活かしての挑戦だった。商品の企画、デザイン、制作などの全てを自社で一環して製造した結果、とことんこだわりぬいた防災ベストが完成した。審査員からの評価も高く、「単に多数のポケットで収納するに留まらず、ポケットに奥行きをつけて収納力を上げる、背中にもポケットを配する（予想以上に容量あり）に加え、ファスナーの開け閉めのしやすさなどにも配慮が行き届いている」、「透湿性・防水撥水性・軽量性に優れた素材は、実際に羽織ってみても装着感に優れている」といった収納力、着やすさ・使いやすさなど、災害時のニーズにきめ細かく対応したデザインが評価に結びついた。また「この手の商品のカラーリングに多い、蛍光色を安易に使わず、目に優しいセンスで揃えている」といったカラーデザイン性も高い評価を得ている。なお、販売はネット通販が主流で、2012年で1000着販売、主に関東圏の需要が高いという。ちなみに高知県内の「ベスト電器」でも購入が可能。来年は販路も拡大しつつ、ハコベストの知名度アップを目指すとともに、新たな防災関連衣料の企画製造販売に取り組む方針だ。
ハコベスト
【製品名称】ハコベスト
【製品概要】地震などの緊急避難時に、着の身着のまま1秒でも速く防災グッズを持ち出すための防災ベスト。奥行きの広いポケットの収納力が高く、頭を守る綿入りフード、反射ワッペンなど災害時のニーズにきめ細かく対応したデザイン性と透湿性・防水撥水性・軽量性に優れた素材を使用。
【製品詳細】
■カラー：アウトドアにも活躍できる4色（イエロー、グリーン、ピンク、ネイビー）
■サイズ：子ども（約5才）から大人まで対応する4サイズ（SS、S、M、L）
■価格：
（子供サイズ）
・ベスト単品 15,750円（税込）
・ベストと防災用品9点セット 17,850円（税込）
（大人サイズ）
・ベスト単品 17,850円（税込）
・ベストと防災用品9点セット 19,950円（税込）
■販売サイト： http://www.mashur.com/subPage/bousai/hakobesuto/hakobesuto.htm
＊防災用品9点セット：
・水に流せるティッシュ
・防災用ウェットティッシュ
・マスク
・ホイッスル
・ポケットラジオライト（防災サイレン付き）
・便利アルミシート
・簡易トイレ（サニタクリーン）
・緊急給水袋
・軍手
経験豊富なコーディネーターが企画・提案力の特徴を存分に発揮！
「マシュール」は、商品の企画、製造まで一貫して物づくりができる環境が整っているため、コーディネーターのアイデアをすぐに形に表すことができ、面白いアイテムを世に発信できるチャンスが多い。そうして生まれた商品は「楽天」でも紹介されており、「ハコベスト」はもちろん、それ以外の様々なアイテムも上々の評価を得ている。中でも、仕事着にもスポーツにもカジュアルにも活用できるジャケットやポンチョなど、デザイン性の高いアイテムが充実。また、防災面や機能面も意識し、ポケットの位置や幅を工夫したり、胸に暗闇でライトに反射するワッペンを付けたり、透湿性、撥水素材でアウトドアにまで対応できる仕様にしたりと、今まであるようでなかった商品を生み出している。カラーやサイズも豊富に取り揃え、細かいニーズもくまなくフォロー。繊維製品の新たな文化を形成しはじめている。
日本製品の価値を生み出し海外製品との差別化が今後の目標！
今後は、海外製品が増えていく中で日本製品をどう差別化していくかが重要課題。特許やグッドデザイ賞のような知的財産をしっかり築き、ローコストの海外ブランドとの差別化をはかる「壁」をしっかり構築する取り組みを強化していく。また、「ハコベスト」の優れたデザインの特徴をアピールしながら、「ハコベスト」を世の中に浸透させていくことを目指すとともに、新たな防災関連衣料の企画製造販売に取り組み、日本の防災に貢献してくこともこれからの目標だ。現在、防災視点からつくる新たなアイテムも開発しているので、今後の展開にも期待したい。
